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No.396
10月 神無月
| 雨、雨…… 天気予報を見ていると、なんだか台風はまるで生きもののように、自由自在に あっちこっち駆けまわっている感じ。 お互いに、元気でいるのも楽ではありませんね。 まわりを見回してみれば、同世代の友人たちは次々とサヨウナラ。 先日は、倉本聰さんの訃報に接し、「そうか…91才か…」と、自分の年齢と較べてみたり。 本屋でヒョイと見かけた「91歳と5か月」(岸恵子)を手にし、その生き方の心意気に、 なるほどねと共感したり、と、おかげさまで、なんとか「今日」に感謝し踏んばって生きております。 先日、長年親しい友人と長電話の中で、彼女が云いました。 最近心臓手術を行い、再び日常生活に戻った時、医師が、健康でいるために 「深呼吸」「筋肉運動」「食事」が大切だ、と教えてくれたと云うのです。 実は、私も心臓は数年前から危険信号の身なので、ハッとしました。 私の場合、とにかく心電図にも検査結果の数値も、はっきりと「ダメ」な状態が出てくるのですが、 何故か自覚症状が無いのです。ほぼゼロです。 これって、どのような時も、人間は痛ければなんとか治したくて手術を受けますよね。 ところが、痛くもなんともないので、私は、もう少し様子を見ます、と逃げてしまうと、 医師も積極的にはすすめない、のくりかえしです。 そのような中、「深呼吸」「筋肉運動」「食事」にとびついて考えてみると、 「あーッ 私、もしかして これにかなり助けられているのかもしれない」と気付きました。 まずは深呼吸ですが、これ、もう、任せて下さい! 自慢じゃないけど、声だけは普段から大きいのは、まわりの人たちの知るところ。 自分でも、しっかり自覚しています。「腹式呼吸」の発声法を20代のはじめに身につけ、 今日に到っている事を。 と云うのは、幼児結核を患ったせいか、肺活量が極端に少なく、アナウンサーとして 役に立たないと、必死になって腹式を獲得しました。 ですから今も、腹式のおなかに落ちたしっかりした声が当り前になっているのです。 そして、もしこのことが、自分の命を助けていることにつながっているなら、本当にうれしい。 続いて「筋肉運動」のことですが、これって、歩くこと?と友人にたずねると、違うと云うのです。 もちろん歩くことはとても大切だとは百も承知ですが、改めて筋肉運動、と云われ、 ハッとしました。 そうだ、私は、長年、PNF研究所に通っている。 そう、圧迫骨折だなんだで、60代に車椅子にまでなった時、マッサージ・整体、 なにやってもダメな時出会ったPNF。 以来気がつけば二十数年、せっせと通っています。 理学療法士と一対一で体のあっちこっちを動かすトレーニングです。 これが見事に、筋肉運動そのものであることを、今回改めて確認し、力になりました。 実のところ、保険がきかないし、でも続けないと効果ないし、と思いつつでしたので、 なんだ、そうか、筋肉運動に通っていたのか、と納得でした。 因みに、PNFを一言で説明するのはとても難しいのですが、パンフレットによれば、 ―1940年代アメリカで、神経生理学者と理学療法士らにより作られ、発展したリハビリの方法。 「固有感覚受容性神経筋促通法」と訳されるのだそうです。 ま、手っ取り早く云えば、有名なお相撲さんや、テニス選手、駅伝の選手などなどが常時 通っていて、それ見て、私も元気になろう!と続けてきました。 おかげさまで、背筋も伸び、ちゃんと歩けます、ありがとうの心境です。 そして「食事」 これはもう、食べたいものを食べているのが、自分では一番理想に近いのかナと云う感じ。 で、一つだけ守っているのは、三度きちんと食べること。 どんなに忙しくても、抜きません。 それは、若い頃、忙しさにかまけ、一日中なにも食べず、それほど忙しいことに、なんとなく 自分も一人前に働けている気分になっていたのですが、体を壊し、バカだったなァと痛感し、 気をつけるようになりました。 と、「深呼吸」「筋肉運動」「食事」の3ポイントは、思いがけず今の生活を見直す 大切なキーワードになってくれて、感謝でした。 最後にもう一つ、実は、どうしようもない最悪の習慣を持っています。 「睡眠」です。 私の睡眠はメチャクチャ、最悪。 どんなに長くても、二時間しっかり眠れば良い方で、チョコチョコトイレに行く、夢の見過ぎで ボーっとなって起きる、仕方なく本を読んでいて明け方になる、など、どうしようもありません。 原因は、小さい頃のトラウマなのですが、 いろいろ努力したものの、ダメですね。直らない。 と云うわけで、それでもなんとか頑張って元気でおります。 「今日」があなたにも、私にも、どうか明るい楽しみの多い一日でありますように! 2026年 10月 今井登茂子 |
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